エクスポナイト30日 個人的感想

 嫁の里帰りのついでに、30日のエクスポナイトに行ってきた。東京のナウいサブカルイベントってどんなもんよと。
 会場は超満員。16時30分ごろついたが、すでにLIVE FLOORはいっぱい。僕の後ぐらいから入場制限入ってた。オサレさんが多いのかとおもったら、サブカル大学生みたいな頼りない感じの人多し。そんなもんか。
 最初はHOSE。期待せずにみたが予想以上によかった。宇波さんのバンドとは知らず見た。宇波さんのソロは僕は全然受け付けなかったが、HOSEは大変ヒット。静かなホーンのアンサンブル、でもリズムはプログレッシブ、旋律は異郷か異空間。Town and Countryっぽいのかなとも思ったけど、もっと無教養な感じというかミニマリズムうんぬんとは違うファニーさがあって、素敵。もっと前で見たかった。酩酊とよく合う。CD買った。
 その後はgroup_inouブレイクコア?の二人組。打ち込みとラップ。なんだか場の雰囲気とは浮いてた感じがしたが、僕は熱い気持ちになりましたよ。ラップの人の尖った人柄が好きだ。
 鈴木謙介東浩紀萱野稔人のメタ国家論。東さんが最初から揚げ足取りまくって場を暖めていた。話の展開スピードに圧倒。しかし、かわいい女の子達が前のほうでうなずきながら聞き入っていたので、現代思想ってモテるんだなと、すごく関心してしまった。なんとも恐ろしい。
 大友良英とジムオルークのノイズ即興。ノイズの波動のやりとり。ぶつかるところがあり、混ざり合うところがあり。もっと前で座って酩酊して聞きたかった。。

 昼からずっと立ちっぱなし、歩きっぱなし、子どもかかえっぱなしだったので、この辺で腰がダウンのため帰る。でもフルカワヒデオ、絶対見てくるべきだったと完全後悔。相当後悔。 
 総括としては、こんなマニアックなイベントに寿司詰めになるほど人が集まってくるなんで、サブカルで生きていくには圧倒的に市場があるな東京、と圧倒されて帰途に着きました。