気がつけばレトロゲーマー

 昨日、小学校以来の友人と飲んだ。
 2008年によく聞いた音楽について、テク指向の充足感について、受付嬢はなぜよいのかについて、パチンコ屋のビジネスモデルについて、等等。
 中でも一番盛り上がったのがゲームについて。僕は、青春を完全にゲームに費やしたのだが、そんなに無駄ではなかった。人生とは何たるかをゲームから学んだ、とは、それは言いすぎだが。ちなみに、最近はファミコン時代のゲームのことをレトロゲームというらしい。自分の青春をレトロといわれると、大変腹が立つが、まあしょうがないんでしょう。

 そこで、唐突に、いろいろとディスカッションした末にとりあえず決めた、昨日時点の僕の人生におけるゲームベスト3を発表したい。

3位 ファイナルファンタジー
 世界観がすばらしいですよね。プレイ中ずっとわくわくするような切ないような、微妙な気持ちになるんよね。飛行艇に乗ったときの世界の広さと自由度がよい。


2位 バブルボブル
 泡で敵を閉じ込めて割るという、シンプルでよいですよね。プレイした思いでよりも、金のなかった小学生のときに、ゲームセンターで人のプレイをかじりついてみていた思い出の方が濃い。固定画面のアクションゲーム好きだな。似たようなゲームの設定をいくつちらしの裏にかいたことか。


1位 クインティ
 ポケモンをつくった田尻智のデビュー作。床をめくって壁に敵を当てるというシンプルさ、敵キャラクターのバリエーション、アイテムバランス、いちいちかわいらしく動くキャラクター、全てが相当に練りこまれてバランスのとられた超秀作。ファミコンはないのに、クインティだけはカセットを持っている。


 なんか親父語りですな。
 高校生になってから、まったくゲームをやっていない。いま一番やってみたいのはリトルビッグプラネット。なんか嗜好は変わりませんね。