子どもが生まれるまえの心境
3/15 妻が出産のため入院。なんだかさみしそう。夜、子どもを連れていったら、お母さんじゃない〜、と大泣き。きっと病院服を着ていたせいだと思うのだけれど。それでもさみしそう。でも、もうじき家族が増えますからねー。
家族が増えることについて、なぜか実感がない。でも、最初の子の時もそうだった。いまは一緒にいると気持ちが揺れ動く。もう僕と大差ないなって。なぜか切なくなることもある。人って変らないんだねってことに。
僕は、お腹に子どもを入れたことがないので、うまれるまえに子どもの性格とか分からない。スキンシップが足りないのかな。
でも、すごく楽しみ 。ようこそといってあげたい。
さて、お昼は会社の人たちと博多廊というお店へ。
ゴマ鯖丼を食べたが、かなり美味。しかもいろいろあって驕ってもらう。
誕生日と客人
3/12 嫁の誕生日。
福岡・赤坂のアルザス菓子、パティスリージャックの極上ケーキを買いこむ。帰り際にブーケを買う。万端で自宅に帰って、嫁の誕生日お祝い。おいしい料理とともによい時間を過ごす。感謝。
大学生になってくらいから、誕生日を始めとしたイベント事って、なんだかよそよそしいというか、あまり好きではなかった。しかし、この年になると、というのもへんだが、団らんっていいなと思う。誰かが言ってたが(みうらじゅんだっけ?)、親孝行をするときに、親孝行したいという気持ちではなく、何かをプレゼントするとか、一緒においしい食事をするとか、そういう相手に伝わる形から入ることが大事なんだ、と言っていた。そうすることで、自分にも親孝行の気持ちが芽生えてくると。そういうことなんだと思う。
病院に行った。手足に汗泡がでて辛かったので。結構悪いが、これがでるのは快方に向かいつつある証拠とのこと。ちゃんと薬をもらう。ちょっと安心。歯が痛かったので歯医者も行った。虫歯ではなかった。ちゃんと歯を磨けてると言われた。これまで歯医者に行くと、散々、あなたは歯の磨き方が下手だと罵られることが多かったが、今日はほめられて上機嫌。
3/13 嫁のお母さんが来る
嫁の出産を控え、お母さんが横浜からやってくる。
今のところ仲よくできている。よかった。お母さんは、ワーカホリックなので、話が思いのほか弾んだ。仕事は楽しいけれど、やっぱ見えないストレスはたまるよね、という話。
うちの子供が超興奮している。ありえないくらい。ほほえましい。
現実にから生まれる気高い理想
3/14 子供と過ごすのんびりした1日
嫁とそのお母さんは、天神へ遊びに。僕は子供と一日、一緒に過ごす。
散歩してあるいたが、子供の歩調にあわせて歩くと、すごく時間がゆっくり流れる。
夜は、ウォルター・サレス監督「モーターサイクルダイアリーズ」をみる。チェ・ゲバラの医学生時代の南米放蕩旅行で書いた日記をもとにした作品。モーターサイクルは旅行序盤で早々に壊れてしまうが。
旅と出会いが人を成長させる。少数民族、共産主義者、ハンセン病患者。皆、不条理な搾取と現実に面している人々であった。そして、ゲバラの気高い理想は、そのきわめて困難な現実から発せられたものだということを強く感じる。
現実にから生まれる気高い理想こそ、いまこの瞬間に必要なものだと感じる。